株式会社博報堂DYメディアパートナーズは、株式会社アーリーワークス、株式会社博報堂プロダクツ、株式会社プレミアムアーツとの4社で事業提携を行い、VR空間で展示会・講演会・セミナー・会議などを含めた複合型のイベントを開催できるVRコンベンションセンター「VRADE(ブレイド)」を開設すると発表しました。

「VRADE」では、従来のコンベンションセンター同様に、イベント主催者は会場を選んでコンテンツを設定するだけで利用することができ、イベント来場者はいつでも「VRADE」を訪れて公開中のイベントに参加することができるといいます。
また「VRADE」の利用にアプリは必要なく、ウェブブラウザのみで本格的なVRコンベンションセンターを体験できるとしています。さらに「アバター × ボイスチャット」によって臨場感あるコミュニケーションも可能になっており、ゲストもホストもアバターとして参加して自然なコミュニケーションがとれるとしています。

そのほかにも、ブロックチェーン技術を活用することによって安全で拡張性の高い来場管理システムを実装しているといい、来場管理に「電子ウォレット(VRADE-ID)」を発行し、イベント毎の来場管理に「電子チケット/パス」を発行することでイベント主催者毎に独立性の高い招待者管理を実現するとしています。
今後はイベントの主催者や常設スペースの利用者を広く募集していくといい、複数の出展企業が揃った会場を4月にオープンする予定だとしています。