茹でたパスタ

夕飯のスパゲティを茹ですぎてしまった時に、無理やり食べるのはダイエット中の人にとっても辛いですよね。食べ物は無駄にしたくないもののひとつ。コスト的にさほどではなくても、ものを大切にする心が活かされる場面です。茹でたパスタはそのままサラダなどにも調理できますが、今すぐ食べるわけではない時に冷凍できる食べ物。
冷凍のコツは、茹でたパスタを手早く冷水で冷やして、余熱が伝わらないようにしてください。もし最初から茹でおきして冷凍する場合は、普段の調理よりも少しかためにすることがポイント。スパゲティ、ショートパスタなど、どれもオリーブオイルで全体をコーティングして、小分けできるように袋に入れて冷凍庫に入れておきましょう。
バナナ
早く熟してしまいそうで不安な時や、食べきれず使い道に困ったことはありませんか。バナナは健康的な食べ物のひとつ。ダイエットや美容にもメリットが期待できるので、スムージーに毎日使っている人もいるでしょう。
バナナが冷凍できるものであると知らない人は意外と多いようで、冷凍バナナはあらゆる使い道もあるのでとても便利。冷凍方法はまずバナナの皮をむいた後、レモン汁をさっと全体にかけておけば、変色予防の効果もあるかもしれません。
その次にラップでしっかり包み、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。こうしておけば通常よりも保存期間が長く、お菓子作りにつぶしやすく便利です。
そのまま食べる際は半解凍状態がベスト。完全に解凍されると柔らかくなり、新鮮なバナナとは違うテクスチャーがありますので、ジュースやお菓子作りように冷凍保存するとよいかもしれません。
粉類
小麦粉や片栗粉は、開封してもすぐに使い切るものではありませんよね。冷凍できるもののひとつがこれらの粉類。冷凍保存すると半年ほど保存が可能になるとされていますので、一人暮らしの人にもオススメです。
粉類は冷凍してもカチカチの塊にはならずサラサラのまま。タッパーなどに入れておけば、冷凍庫からすぐに使える状態で保存ができます。
注意したいのは、冷凍した粉類を常温でずっと放置してしまうと、結露で湿気が含まれてしまうこと。使う量だけを出したら、すぐに冷凍庫へ戻しておくと安心です。
パン

食パンの安売りはとても魅力的ですが、たくさん買ってもすぐに食べられないので悩みますよね。しかしパンも冷凍できるもののひとつで、解凍のテクニックをマスターしておけば特売も見逃すことはありません。
パンをたくさん購入したら、基本は美味しさをキープするために小分けで冷凍すること。食パンなら1枚ごとラップに包み、フリーザーバッグで冷凍します。
そしてバゲットなどの長いパンはカットして、同じく小分けにして冷凍してください。解凍する時は常温で中まで解凍させ、食パンならオーブントースターでこんがり焼いて食べましょう。
オーブントースターは適度に予熱しておき、6枚切りなら4~4分半ほど焼いてください。機種によって熱が違うはずなので、様子を見ながら時間を調整してくださいね。
フレッシュハーブ
パスタやサラダ、肉料理で活躍するフレッシュハーブ。ローズマリー、バジル、ミントなどを自宅で栽培している人もいるでしょう。
フレッシュハーブは香りが何よりも命。冷凍させたらどうなるか、少し不安ですよね。ところがフレッシュハーブも冷凍できるもののひとつで、無駄なく全て使い切ることができます。
バーブ類は、冷凍前のちょっとした下準備がコツ。たとえばバジルならベース状かつ小分けにして冷凍する方法、オリーブオイルに混ぜて製氷皿に入れてブロック状で冷凍する方法、フリーザーバッグでそのまま冷凍する方法があります。
ハーブの種類によっては、冷凍すると色が変色することもありますので、その場合は加熱調理でお使いください。また生の状態よりも香りは多少少なくなってしまいますが、オイルと一緒に冷凍すると新鮮な香りが楽しめる可能性があります。
冷凍保存の基礎について
冷凍できるものはたくさんありますが、どのような食材も素材が新鮮なうちにスピード冷凍することがコツ。食べ物によって保存期間も異なりますので、解凍したらすぐにお使いくださいね。
また冷凍保存は、乾燥や酸化をできるだけ防ぐことが美味しい冷凍の秘訣です。賢く小分けしておけば、お弁当のおかずにも使えてとても便利です。
まとめ
冷凍できるものは色々とありますので、もし気になるものがあったら試しに少量から冷凍して、翌日状態を確認してみるのもひとつの方法かもしれません。一週間でも長く保存できれば、その分食費も節約できるでしょう。あらゆるアイデアを活かして冷凍庫を活用してください。