トランプ大統領の弾劾訴追決議案を下院に提出
米民主党は、トランプ大統領の支持者による連邦議会議事堂乱入を扇動したとして、トランプ大統領の弾劾訴追決議案を下院に提出した。
今回明らかになったのは、米民主党がトランプ大統領の弾劾訴追決議案を米下院に対して提出したというもの。民主党によると、トランプ大統領の支持者らが連邦議会に乱入した事件を受け、この騒乱を煽ったとして、トランプ大統領の罷免を求める弾劾訴追決議案を提出したとしている。
トランプ大統領は、一昨年にも自身のウクライナ疑惑を巡り弾劾訴追されており、今回の弾劾訴追決議案が可決されると、大統領史上初となる任期中に2度の弾劾訴追を受けた大統領となる。
罷免には議会の3分の2以上の賛成が必要となるため、実施に罷免される可能性は低いとされているが、身内である共和党内からもトランプ不支持の声は続いているため、弾劾決議の行方は注目されている。トランプ大統領の残り任期が10日を切る中で、今後どのようなことが起きるのか、異例の事態は続いていきそうだ。