まずは原因を知っておこう
例えば彼氏と大喧嘩した後や、感動する映画を観て大泣きした後は目が腫れてしまい、いかにも昨夜泣きましたと言わんばかりの表情になってしまいますよね。
でもできれば泣いたことを人に知られたくない…と悩んでしまう場面もあるでしょう。ベッドで泣きながら寝た翌日、鏡を見てはっとした経験がある人も多いはず。
そもそも泣いた後に目が腫れるのは、涙が目の刺激になっている可能性があるからなのです。大泣きした時は処理されない涙が溜まってしまい、泣いた後に目が腫れる現象が起こるでしょう。
感動するドラマを連夜観ていると、毎朝目が腫れぼったいまま。理由を聞かれても、人に説明するのが面倒になりますよね。
冷やすとどうなる?

泣いた時の目の腫れは、パンパンになると顔まで違って見えるほど。こんな状態がいつまでも続くと、一日気分が萎えてしまいます。
泣いた時は目が腫れる可能性を想定して、泣き終わった後は冷やしてみるという方法があります。目の腫れは炎症によるものの場合もあるので、冷やすと熱がとれて収まる可能性もあるでしょう。
冷やし方としては、メイクで使うコットンを活用する方法も。コットンがない場合は、水で絞ったタオルを使って冷やすことも可能でしょう。
ただし急激に冷やすと、肌に痛みを感じる場合もありますので、慎重に対処するようにしてみましょう。もし夜にベッドの中で泣いてしまったら、目を閉じて冷たいコットンをのせたまま寝るとよいかもしれません。
保冷剤を使う方法もありますが、カチカチだと目の上に置きにくいので、いったんぬるま湯に入れて少しやわらかくしておくと使いやすくなるでしょう。
ホットタオルとコールドタオルについて
あたたかいタオルと冷やしたタオルを交互にあてると、血行を改善できる可能性があります。このやり方は、しもやけを改善する方法と同じと考えてもよいでしょう。
まずはホットタオルと冷たいタオルを準備してください。そして交互にあてるようにすると、効果が期待できるかもしれません。大泣きした時は顔全体も火照っているはずなので、目の上だけでなく顔もホットとコールドで対処できる可能性があります。そうするとリンパの流れも活発になるかもしれませんので、老廃物の流れを促進できることが期待されるでしょう。
緑茶パックでマッサージは効果的?
泣いた時の目の腫れを解消するには、意外なものが役に立つケースがあります。それは緑茶のティーバッグ。緑茶にはビタミンCも含まれているので、肌への安全性も期待できるでしょう。
しかもティーバッグはやわらかいので、指を使うよりも心地よくマッサージできるかもしれません。最後に引き締め効果がある美容液などで、目の周辺を整えておきましょう。ティーバッグは程よくあたたかいので、血液の流れを循環にする効果も期待できます。
メイク前の冷たいスプーン
朝起きて目がパンパンに腫れている時、短時間では何もできず困りますよね。そんな時は冷たいスプーンを使い、目の周辺を引き締めることも効果があるかもしれません。
スプーンをいつも1本冷蔵庫に入れておくのは面倒ですよね。水道水で少し冷やすだけでも、きちんと使える可能性が高いでしょう。
目の下のクマが目立つ時は、スプーンの背中を1~2分くらい当ててからメイクをすると、メリットが期待できるケースもあるのです。
スプーンと同じくマドラーも、目の周辺マッサージに効果が期待できますので、ドリンク用とは別に持っていると使用できる機会があるかもしれません。目は動きが活発でとても疲れやすいので、パソコンを長時間使う時も優しく慎重にマッサージをするとよいでしょう。
湯船に浸かる

朝なので時間がないケースもありますが、少し早起きをしてバスタブにお湯を張り、湯船に浸かるという方法もあります。これにより血液の循環がよくなる可能性があるため、目の腫れについても改善できるかもしれません。
夜に泣いてしまい、翌日の朝に起きた場合は、お風呂を準備する時間がとれないですよね。このような時には、緩いシャワーを目の周りにあてるようにするだけでも、目の腫れに対して効果が期待できるでしょう。
まとめ
泣いた時の目の腫れは、冷やす方法が一番簡単かもしれません。市販のコールドスプレーなどもありますので、泣きやすい人はいつも常備しておくと便利といえるでしょう。また夜に泣いてしまった時は、うつ伏せでなく上向きで寝るように心がけると、目の腫れが抑えられる可能性があるので、もしできそうなら実践してみてくださいね。