コンビニコーヒーとは何か?
コンビニで買うコーヒーといったら缶コーヒー、ペットボトル、レジのところにある保温器の中のコーヒーが思い浮かびますよね。
近年コンビニの新たな旋風として話題になっているのが、レジカウンターで販売するカップ入りコーヒーです。高速道路の休憩所などには、カップがころんと落ちてきて、淹れたてコーヒーが買える自動販売機が置いてあることも。
このようにカップ入りの熱々のコーヒーが購入できるとあり、コーヒー好きにはとても好評です。初めて日本で導入したのはセブンイレブン。
1980年代からカップ入りコーヒー、もしくはカウンターコーヒーとも呼ばれるこのサービスを何度となく導入したり、撤退したりを続けていました。
台湾では2004年にセブンイレブンが導入し、日本でも2010年代から各大手コンビニでカップ入りコーヒーを導入しています。このコーヒーは、その場でコーヒーメーカーを使い抽出するシステムが特徴。多彩なフレーバーがあり、淹れたての風味や香りが気軽に購入できるので、女性層や若年層を中心に定着しています。
セブンイレブンでの買い方

コンビニのレジカウンターのコーヒー。「セルフコーヒー」と呼ばれるように、マシーンを自分で操作してコーヒーを淹れます。そのためコンビニのコーヒーの買い方がわからないという人も多く、需要が高いのに未だに飲んだことがない人もいるでしょう。
まず知っておきたいのは、コンビニごとにコーヒーの買い方が若干異なることです。最初に導入したセブンイレブンの場合ですが、最初にレジに行き、スタッフに欲しいものを伝えます。
たとえば「アイスコーヒーのL」「ホットコーヒーのR」など。コーヒーマシーンは、通常店内に入るとすぐわかる場所に置かれているので、見過ごすことはないはずです。
レジでカップを購入して、フタを開いた状態でコーヒーマシーン抽出口にカップを置きましょう。そして扉を閉め、購入したサイズのボタンを押します。
マシーンの表面には赤く「ホットコーヒー」と、青で「アイスコーヒー」と書かれ、それぞれのサイズボタンを押すだけ。自動的に焙煎されたコーヒーが注がれ、その時間約30秒。完了すると扉のロックが開きますので、カップを取り出して備えつけの砂糖やガムシロップ、クリームなどを入れてくださいね。アイスコーヒーの場合は、冷凍ケースから氷が入ったカップを取り出してレジでお家計してください。
ローソンでの買い方
コンビニコーヒーの買い方は、お店ごとに慣れる必要もあるのですが、どこも一度やればすぐにわかる簡単な手順です。ローソンのコーヒーの買い方ですが、こちらではセルフコーヒーというよりもファストフード店のように、店員さんが作ってくれることが特徴。
店舗によっては、セルフ式と手渡しの両方で提供している場合もあります。出来上がったコーヒーに、お好みで砂糖やミルクを入れて完成です。ローソンのマチカフェメニューはとても豊富で、アイスのバラエティが多いことでも人気。たっぷりコーヒーを飲みたい人向けのメガサイズもあります。
ファミリーマートでの買い方
ファミリーマートのコーヒーの買い方は、他のお店とほとんど同じで、カップをレジで購入してマシーンにセットするだけ。アイスの場合は、専用カップを冷凍ケースから取り出してレジに並びます。
ファミリーマートでは、箱入りのアイスなどが置いてある冷凍ケースの中に、アイスコーヒー用のカップがあります。フラッペもあるので、それぞれのカップを間違えないこと。
コーヒーマシーンはカップを置いて、選んだメニューのボタンを押すだけ。フラッペの場合はカップを購入したら氷をよくほぐし、マシーンにセットしてミルクを注入します。その後、よくかき混ぜて出来上がり。お店によっては、レジで氷をよくほぐして渡してくれるところもあります。
どこが一番美味しい?

コーヒー好きなら、どのコンビニの商品も味比べをしてみたいところですよね。各店ともコーヒーのサービスは特徴があり、味もまちまち。好みがあるので、絶対にここが美味しいとは決められませんが、プロも絶賛するコーヒーならファミリーマートのモカブレンドが人気です。
エチオピアのフルーティーな豆を使い、淹れたての香りはカフェ並みともいえるでしょう。濃いコーヒーが好きな人ならローソンがオススメ。ローソンではエスプレッソマシーンを使っていますので、しっかり味わいたい時によいでしょう。味わいとして深みを感じる商品は人それぞれなので、好みに合うかどうかチャレンジしてみてくださいね。
まとめ
コンビニコーヒーの買い方がわからない時は、恥ずかしがらず店員さんに聞いてしまうのが一番。一度飲んだら、近くのコンビニで買うことが習慣になってしまうこともあるコーヒー。24時間飲めるのも、とてもありがたいですね。