国内初のニコチン依存症治療アプリが薬事承認
株式会社CureAppは、同社が開発している「CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ」及び「CO チェッカー」が、厚生労働省の薬事承認を得たことを発表した。
今回発表されたのは、同社が開発しているニコチン依存症治療アプリが、厚生労働省の「薬事・食品衛生審議会 医療機器・体外診断薬部会」において、薬事承認されたというもの。医師が処方する治療用アプリとして国内初の薬事承認となる。
疾患治療のために医師が患者様へ処方する「治療用アプリ」は、新しい治療法として国内外で注目が高まっており、すでに海外では国の承認を得て保険償還されるかたちで実際に患者へ処方をされ始めている。
今回同社のニコチン依存症治療アプリが薬事承認されたことで、国内では初となる治療用アプリが誕生することとなる。

同社によると、ニコチン依存症は薬物依存症の一つで、ニコチンに対し「身体的依存」と「心理的依存」があるという。
離脱症状を伴う身体的依存には禁煙補助薬が有効だが、心理的依存には従来の禁煙治療では診療時以外に医療者が治療介入することは難しく、患者は孤独な戦いを強いられるという課題があった。
このような実情をIT 技術で解決するため、CureApp SC ニコチン依存症治療アプリ及びCO チェッカーを開発。
禁煙外来での診療と本品による治療介入に加え、禁煙外来での通院(12 週)が終了した治療開始後24 週まで本品による治療介入を行うことで、正しい知識の定着と行動変容を促し、患者の禁煙治療をサポートするとしている。


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