ヤマト運輸株式会社とハローライト株式会社は、東京都多摩市にあるヤマト運輸ネコサポステーションにおいて、LEDとSIMが一体化している世界初のIoT電球「HelloLight」を活用して、多摩市在住の独居高齢者を対象とした見守りサービスの実証実験を開始すると発表しました。

今回の取り組みの背景には、家族形態の変化などによって地域における独居高齢者の数が年々増加していることがあるといいます。怪我や病気などが原因で家の中で動けなくなり、発見が遅れるケースも増えているといい、すみやかな安否確認ができる機器やサービスへのニーズが高まっているとしています。
また、自身に何か発生した場合に親族や知人に知らせる「見守りグッズ」を自ら準備する高齢者も増えてきているといい、人手不足が深刻化している地域包括支援センターや介護事業者などにとっても高齢者の「見守り」を効率的に行う仕組みが必要になっているとしています。

「暮らしのために、できること、いろいろ」をコンセプトに、ヤマトグループの経営資源を活用して地域の課題解決に取り組んでいるネコサポステーション(東京都多摩市)では、ハローライト社が開発したIoT電球「HelloLight」を活用して、ネコサポ会員向け見守りサービスの実証実験を開始するといい、住民が安心して快適に暮らせる街づくりに貢献していくとしています。
なお、ヤマト運輸では、今度も「ネコサポ」などを通じてデリバリーだけでないサービス・コミュニティを地域に提供し、オープンプラットフォームとして多種多様なパートナーと新しい付加価値を共創することを目指していくとしています。

史上最もシンプルな見守り・防犯デバイス「HelloLight(ハローライト)」
https://hellolight.jp/LEDのON/OFFを通信で知らせることができる世界初のIoT電球。今ある電球をひとつ交換するだけで、見守り・防犯サービスが開始できます。