評価は目安!実際に飲んで判断しよう

美味しいと唸る自分好みのコーヒーの見つけ方は、種類がとても多くて大変ですよね。コーヒー豆の特徴や味の傾向などは、口コミや評価で紹介されています。
しかしこれらの情報は、あくまでも傾向を知るための情報にしか過ぎず、最終的に判断するのはテイスティング。コーヒーは水や温度、抽出器具や豆の産地など、味を左右する要素がたくさんあります。
またその日の気分や体調、食べ物との兼ね合いもあるので、あらゆる条件の中でお気に入りを見つけるのが必要かもしれません。たとえば食後の一杯、朝の一杯、ショップごとのお気に入りなど。豊富なコーヒーの中からひとつだけに絞るのは難しいので、必ず自分で飲んで味を確認しておきましょう。
嫌いな味を知ること
コーヒーの見つけ方は、美味しいと感じるものを探そうとすると、さらに選択肢が多く複雑になります。逆に苦手な味を知ると選ぶ際に避けられるので、好きな味の傾向が見つかりやすくなります。
コーヒーは組み合わせで、味が無限に広がる飲み物です。最初のひと口でわかる自分の好み。酸味が強すぎる、フルーティすぎる、苦すぎるなど、納得のいかない点があるものに出会ったら、苦手な特徴をリスト化しておきましょう。
もしコーヒーショップでオーダーする場合は「苦みが少ないタイプで」など、特徴を伝えてスタッフに選んでもらうのもオススメです。とても繊細で奥が深いコーヒー。ピッタリと合う味を見つける前に、まずは苦手の「系統」探しをするとよいかもしれません。
オススメの味を比較する

コーヒーを飲むなら、やはり専門店の美味しい一杯が理想です。コーヒーの見つけ方で困ったら、それぞれのショップのオススメをまずは比較してみましょう。
お店によって味の傾向がありますので、オーダーする際はオススメやオリジナルブレンドにすること。そのお店の特徴がわかり、自分にピッタリと合うかどうか検討しやすくなるでしょう。
またスタバやカルディなどの有名店では、お店オススメのコーヒー豆も販売しています。好みの系統が見つかったら、ショップ販売されている豆を購入して、自宅で淹れてみるのもよいでしょう。
チェーン店で同じコーヒー豆を使っていても、若干味が異なる場合があります。こだわる場合は、特定の店舗だけに限定して通う人もいます。
ドリップバッグで味を比較する
簡単に自宅でコーヒーが淹れられる「ドリップバッグ」。お歳暮やお中元などでも人気があります。コーヒーショップで飲むよりもコストパフォーマンスがよく、淹れたてで香りが高いのも魅力です。
コーヒーの見つけ方がわからない時は、このドリップバッグを使って何種類が味比べするのもオススメです。コーヒーは豆の種類ごとに味の特徴がありますので、好みを見つける際は豆選びから始めるのもよいでしょう。
コーヒー豆の品種は、アラビカ種とロブスタ種の2種類。産地のアフリカから日本に入ってくるコーヒー豆の6割が、アラビカ種だといわれています。フローラルな香りで、酸味が強いのが特徴です。ロブスタ種は安価に取引される種類が多く、ブレンドコーヒーで使用されることが一般的。
また同じ豆でも、焙煎するほど甘さがアップし酸味が減るので、お好みの豆の焙煎方法でさらに風味を変えるのも可能です。コーヒー豆はブラジルやモカ、ブルーマウンテンなどそれぞれの産地ごとの風味があります。ドリップバッグなら、安価にあらゆる要素で味比べできるので、コーヒータイムが楽しみになります。
コンビニのドリップマシーンでチェック
毎回高級なコーヒー豆を買うのは、金銭面で大変ですよね。安く色々な味をチェックしたいなら、最近人気があるコンビニのドリップマシーンで味比べするのもオススメです。
コーヒーは淹れ方も味を左右する要素になりますので、ドリップマシーンを購入しようか検討している人にとってもよい機会。仕事帰りなど、いつでも手軽に淹れたてコーヒーが飲めるので、意外とコンビニで満足できる人もいるかもしれません。
まとめ
コーヒーの見つけ方に決まりはありません。美味しくする要素を細かくリサーチして選ぶのも可能ですし、最初のひと口で選ぶこともオススメです。お気に入りの一杯を見つけるには、先入観をなくしてあらゆる種類のコーヒー豆やショップで飲み比べするのが一番かもしれません。コーヒーが美味しいと感じるのは、一緒に飲む仲間、飲む場面などコーヒー以外のことも関係しているでしょう。