アサーティブトレーニングで上手に自己主張をする方法

アサーティブトレーニングで上手に自己主張をする方法

アサーティブトレーニングとは、コミュニケーションに役立つ方法を身につけることで、現代社会ではとても重要だといわれています。人付き合いを上手く維持するために欠かせない自己表現。言いたいことが言えず、ストレスを感じた経験は誰しもあるでしょう。気づいた時には周りに振り回されてしまっており、結果的に自分が損する場面も。何も気にせず自分を表現できる人はよいのですが、ほとんどの人は相手も自分も大切にして慎重になっているはずです。そこでこれから、上手に他者と接するためのテクニックとして知っておきたい、アサーティブトレーニングについてご紹介しましょう。


アサーティブトレーニングとは何か?

日本語で「自己主張」という意味がある、アサーションという英語。これが由来となって始まったアサーティブトレーニングとは、相手との関係を対等に考えて上手に自己主張するスキルのことです。

自己主張は欧米と比べると、日本ではあまり快く受け入れない人も多いですよね。しかし抑えた感情は自分を苦しめるだけでなく、ある日突然マイナス感情が爆発して、人間関係をダメにするリスクも抱えています。

とくに自分の感情を抑える場面が多い職場。家に帰るとホッとするのは、いつも自己主張せずに我慢しているからかもしれません。そんな負担を減らすためにも活用されているのが、アサーティブトレーニング。自己主張を上手に行うコミュニケーションスキルのことなのです。

こんな人に向いているスキル!

アサーティブトレーニングとは、一体どのような人に必要なのか、まだピンとこない人も多いでしょう。たとえば勇気を出して発言した時に、後悔するような場面がありますよね。

会議で自分の意見を言ったつもりが、上手く周囲に伝えられなかった。いきなり怒鳴ってくる人に対して、何も言えず悔しかった。友人が話をしてくれない、強気な性格の人に振り回されやすいなど。「我慢」すべきだと思っている瞬間が、実は自分の本音を相手に言うべき時なのです。本音をぶつけたいけれど、相手のことを思うと…と躊躇する場面はよくあります。

自己主張が苦手なタイプは、はっきりとした性格の人を優先する習慣があり、結果的に自分が我慢する立場になっています。アサーティブトレーニングは、このような弱い立場になりやすい人だけでなく、逆にいつも強気で相手の気持ちを考えられない人にもぎくしゃくした関係を正す解決策となります。

自分のコミュケーションタイプを知る

アサーティブトレーニングをする前に、まず知っておきたいのは自分のコミュニケーションタイプです。アサーティブトレーニングでは、主に3タイプに分けて考えています。

まずひとつ目は「攻撃的タイプ」で、相手の意見を一切考えず、一方的に自分の意見を相手に押しつけてしまう人。次は「受け身的タイプ」で、自分の意見はいつも我慢する人のことです。

相手の意見を優先して、最終的に何も言えず我慢するタイプでもあります。そして最後に「静かなタイプ」で、相手も自分も大切にして意見交換する人です。

アサーティブトレーニングのゴールは、最後の静かにコミュニケーションがとれる人。どちらかが強すぎず、相互的な会話や付き合い方ができるスキルを持っている人です。

このようなテクニックを身につけると、嫌いな人の会話や職場の上司との意見交換もできるもの。また恋人や家族とも、上手にお互いの気持ちを確認しながら、自分の本音が伝えられるようになるのです。

アサーティブな行為を習慣にする

アサーティブトレーニングは、受講してきちんと身につけるのも可能ですが、普段の生活の中で意識して改善できる部分もたくさんあります。

そこで今日から心がけたい、アサーティブな行為や態度、振る舞いについてご説明しましょう。コミュニケーションは言葉だけになりがちですが、態度や声のトーンも大切。

嫌いな食べ物を出されて、強気な態度で押し返すのでなく「今はお腹いっぱいなので」と一言つけ加えて自分の意見を言うほうが、相手に優しさが伝わりますよね。

言いたいことを言う場合は、どのような言葉をどの順番で言うか、また笑顔や仕草などもポジティブさを意識してみましょう。相手の顔をじっと見ながら、落ち着いた態度で話すこと。

正直な気持ちを伝え、言葉と態度が一致して自分の気持ちを明確に伝えるのが大切です。たとえば急いでいる時の友人の長電話。

イライラしている時に「急いでいるから切るよ」と感情をそのままストレートに表現すると、お互いに嫌な気持ちになります。「もう一時間経ったから、続きはまた明日にしない?」と主張したいことを、堂々と対等な姿勢で伝えるのがコツです。

まとめ

アサーティブトレーニングとは、自分の立場を優位にすることでなく、誰もが対等でいられる安全な場所を作ることなのでしょう。言葉選びを間違えてしまった、発言するタイミングなど、小さいことが大きな溝をつくる原因になります。一言伝えたい場面がある時は、相手の立場になってどう伝えればよいか、考える余裕を持つとよいかもしれません。

MinSuku
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