【書評】“デキる”ビジネスパーソンになるために『ビジネス用語図鑑「知ったかぶり」を解消する!』

【書評】“デキる”ビジネスパーソンになるために『ビジネス用語図鑑「知ったかぶり」を解消する!』

「ダイバーシティ」「コアコンピタンス」「サブスクリプション」など、近年ビジネスシーンにおいて、「ビジネス用語」を理解していないと、話が通じない場面があります。上を目指すビジネスパーソンであれば、「知ったかぶり」をするのはNGでしょう。そこで今日は、ビジネストークで困らないための一冊をご紹介いたします。


著者・あらすじ

マイストリート

大和言葉から文学・ダジャレ・スポーツ・経済まで、「言葉」にとことんこだわる集団。今回は新聞やWEBなどでビジネス用語に関する話題を発信しているメンバーが執筆。誤用されがちなカタカナ用語の正しい使い方から、もはや意味不明になった「おやじ用語」のウンチクまで幅広く収集・解説。

あらすじ

「言葉」の専門集団が、「ビジネス用語」について、わかりやすいイラスト付きでまとめます。「テレワーク」「インフルエンサー」「エンパワーメント」など、これからの時代に必要になってくる「言葉」を伝授します。

1. 「カタカナ言葉」が浸透した理由

ビジネスパーソンであれば、誰もが知っておきたい「ビジネス用語」。そもそもなぜ、ここまで日本に「ビジネス用語」が浸透してきたのでしょうか?それは、1970年にまで遡ります。1970年代、日本は2度のオイルショックを受け、消費が冷え込みます。企業は消費の拡大を目指し、消費者志向の米国マーケティングに目を向けます。それら理論が日本へ到来し、「経営戦略」という言葉は「マーケティング」と呼び名を替えました。

その後、バブル期を迎えた日本は、多くの若者が「MBA」を獲得するために、アメリカに渡ります。そんな彼らは多くのビジネス用語を日本に持ち帰ります。1980年代には、「パソコン」、1990年代には「インターネット」が普及し、ビジネスにおける「カタカナ用語」は増え続けたのです。

現代においては、理解に苦しむ「ビジネス用語」が氾濫し、世界中を闊歩しています。しかし、グローバル化が進む今、この潮流はとどまることを知らないでしょう。今後定番となる「ビジネス用語」を理解し、会話についていくことで、一歩上を行くビジネスパーソンとなれるでしょう。

2. 今後主流となるかもしれない「テレワーク」とは?

インターネットが普及した今、主流となるかも知れない「働き方」があります。それが「テレワーク」です。「テレワーク」とは、「Tele(離れた場所)」「Work(働く)」を合わせた造語で、ICT(情報通信技術)を活用し、時間や場所にとらわれない柔軟な働き方のことを指します。

その定義は、「1週間に8時間以上、職場以外でICTを使って仕事をする人」で、「テレワーカー」とも呼ばれます。テレワークには、3種類の働き方があります。自宅を職場とする「在宅勤務」。好きな場所で働く「モバイルワーク」。勤務先以外で設けられたスペースで働く「施設利用型勤務」です。このように、現代は「労働は会社で行うもの」という概念では、時代に取り残されてしまうのです。

3. マーケティングには欠かせなくなった「インフルエンサー」とは?

皆さんは「モノ」を買うとき、何を基準にしていますか?「値段」でしょうか、それとも「質」でしょうか?今時は「あの人が使っているから」という理由で買う人が増えています。「あの人」のことを「インフルエンサー」と呼びます。

ブログやSNSなどで大きな影響力を持つ「インフルエンサー」は今や、企業にとって大事な広告塔です。ユーザーや世間の動向に影響力を持つ人物は、マーケティングなどのビジネス展開で必要不可欠な存在なのです。

4. 先行き不透明な時代に必要な「エンパワーメント」とは?

経営難で悲鳴をあげている企業が増えています。このような時代において、既存の考え方では、危機から脱することはできないでしょう。そこで必要となってくるのが「エンパワーメント」です。

「エンパワーメント」とは、権限移譲という意味で、ビジネスシーンにおいては、管理者が部下に権限(パワー)を与え、自主的・自立的な行動を促すことを目的とします。部下は、やりがいやモチベーションが向上し、ひとりひとりが「力をつける」ことができます。

まとめ

『ビジネス用語図鑑』について要約しました。ビジネス用語に限らず、「言葉」は目の前の現象を「現実化」する道具です。頭の中のことや感覚的なことを言語化することで、相手へと伝えることができるからです。「ビジネス用語」を駆使することで、一歩上をゆくビジネスパーソンになることは、間違いないでしょう。

MinSuku
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