出生数は94万1000人で過去最低
厚生労働省は、平姓29年度の人口動態統計の年間推計を発表した。これによると出生数は94万1000人で、過去最低だった昨年をさらに下回った。
今回発表されたのは、平成29年の出生数、死亡数、婚姻件数、離婚件数及び死産数を厚生労働省がまとめたもの。これによると出生数は、94万1000人で昨年より3万6000人の減となり、過去最低を更新した。
また、人口の増減を表す出生数から死亡数を引いた数値では、40万3000人の減となり、こちらも昨年よりも7万2000人の減となり、2005年から続いている人口減少に歯止めが掛かっていないことが明らかになった。
また、データによると、婚姻数の数値も60万7000組と、昨年の62万531組を1万4000組も下回る結果となっており、今後の出生数についても期待できそうになさそうだ。
