富士通株式会社は、アパレル業界向けにオーダーメイドなどの衣料採寸業務を効率化するIoTデバイス「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE IoTメジャー hakaruno」と、計測したサイズ情報を記録するアプリケーション「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE IoTメジャー hakaruno for Win」の販売を開始すると発表しました。

クラウドファンディングで試作品を製作
アパレル業界では消費者ニーズの多様化によってカスタムオーダーやオーダーメイドに注目する企業が増えてきているといいます。ただ、そういった仕立てや既製品のお直しの際に、15~20%にあたる件数で伝票の書き間違いや読み間違いによるミスが発生していたとし、本製品の企画に至ったとしています。
そして、富士通デザイン株式会社での企画でクラウドファンディングを活用した試作品を製作したところ、アパレル業界だけでなく運送業や製造業など様々な業種から引き合いがあり、正式な商品化へと繋がったといいます。
アパレル業界だけでなく、運用業や配送業にも

「IoTメジャー hakaruno」の計測ボタンを押すと、「hakarunoアプリ」を通してBluetoothでペアリングされたPC上のWindowsアプリケーションのカーソル位置に計測したサイズ情報が転送されます。これまで手作業で行っていた記録用紙や伝票にサイズ情報を転記する作業が自動化され、業務効率化の促進と転記ミスも軽減できるとしています。
この仕組みは、当初想定していたアパレル業界における採寸業務だけでなく、運送業での荷物配送や製造業での部品検査の際のサイズ計測業務においても、業務効率化を実現するとしています。

採寸業務を効率化する「IoTメジャー hakaruno」を販売開始 : 富士通
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2019/09/19.htmlアパレル業向けにオーダーメイドなどの衣料採寸業務を効率化するIoTデバイス「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE IoTメジャー hakaruno」と、計測したサイズ情報を記録するアプリケーション「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE IoTメジャー hakaruno for Win」を販売開始。