ボクシングを始める目的を考える
ボクシングはエクササイズの中でも過酷なトレーニングがあり、怪我をする場合もあります。気軽にできるレッスンも増えていますが、長く続けるためにも目的意識をはっきりとさせておきましょう。
ボクシングでプロを目指す人もいますし、健康維持やダイエットのためという理由も多くなっています。またボクシングを通じて仲間を増やしたい、友人を作りたいとのことも理由になるでしょう。目的がはっきりとしていると、ジムに通う頻度や選ぶジムのスタイルも見つけやすくなります。厳しいと感じるトレーニングもあるはずなので、くじけずに続けられそうなボクシングジムが初心者にはオススメです。
ダイエットによいジムの特徴
ボクシングジムに通う女性が近年増えていますが、ストレス発散だけでなく全身を鍛え上げ、理想的なボディを手に入れることも理由になっています。しかしボクシングは男性のスポーツというイメージがあり、ボクシングジムに初心者として入会するのは女性には抵抗になるでしょう。
そこでダイエットしたい女性向けのジム探しのコツですが、年齢や性別などの条件がない場所がまずオススメです。ボクシングは若い男性だけでなく、子供から高齢者まであらゆる人ができるスポーツです。自分に合ったジムを見つけるためには、同じような環境の人が通うところが一番。女性のダイエット目的なら、食事や生活習慣の改善などもアドバイスしてくれるトレーナーがいるジムがオススメです。
フリースタイルのジムに通う

ボクシングの経験者や、忙しくて時間がとれない初心者には、自由に練習ができるジムがオススメです。たとえば午前と午後の部があり、時間内の好きな時に行って練習できるスタイルがとても便利です。社会人向けのボクシングジムは、会社が終わった後の18時以降になると混雑しますので、仕事前に通える早朝レッスンも考えておくとよいでしょう。
通常のトレーニングは、1回1時間~2時間程度が目安です。普通のジムに通うように、週に何回と決めておく人や時間がある時に通うなど、頻度はそれぞれ違います。フリースタイルで通えるところならプレッシャーがなく、習いごとが苦手な人には自由度が高い点がメリットになりますね。
初心者の練習内容について
ボクシングの試合をテレビで見るととても激しい戦いで、自分には向かないと思う人は多いはずです。でもボクシングジムでは初心者向けのメニューがありますので、いきなり打ち合いの試合をさせることはありません。
一般的な初心者向けの練習としては、基本フォームやサンドバッグ、ミット打ちやパンチングボールでのトレーニング。また基礎的な体力を養うために、腹筋などの筋トレもメニューに含まれています。サンドバッグを打つ前に必ず腹筋をしなければならないジムや、シャドーボクシングでウォームアップをするなど、基礎練習の流れはジムによって異なります。またボクシングの基礎ともいえるのが、縄跳び。フレキシブルな動きを安定させるためや、持久力をつけるために縄跳びはとても有効です。ジムに行かない時は、自宅で縄跳びを練習するとよいかもしれません。
コース内容をチェックしよう

ボクシングジム選びは初心者の場合、充分なサポートがあるかどうかが選択基準になります。こぢんまりとしたジムもオススメですが、トレーナーの数が極端に少ないところだと、なかなか順番が回ってこないため上達しない可能性もあるでしょう。
初心者ならコース内容が豊富で、在籍するトレーナーの数も多いほうが安心です。実際にどのような雰囲気か知るためには、体験レッスンを受けましょう。ジムのホームページだけでは伝わらないこともありますので、見学や体験は最終的な判断をする際にぜひ行っておくべきですね。通う人の雰囲気なども、実際に現地で見てみないとわかりません。プロ養成コースがある本格的なジムだと、練習中の私語が禁止されているところもありますので、初心者でも気軽に練習できる雰囲気があると安心です。
まとめ
体験なら特別な道具などを求められることはないはずですが、通うためにはどのような道具が必要なのか事前に確認しておきましょう。一番肝心なボクシンググローブは、ジムにあるものを使わせてもらえる場合もありますが、色々な人が利用している可能性があります。衛生的に気になる人はボクシングを始めるきっかけに、自分専用のグローブを用意しておくとよいですね。