ラジコンの仕組みを知ろう
手元のリモコンで、車を操作するラジコン。初心者はまずラジコンとは何か、基本的な仕組みについて理解しておくと練習がしやすくなります。ラジコンは「RC」と表記され、リモートコントロールを略した言葉です。基本的なラジコンカーの作りは、電波を送る送信機と受信機、充電器やバッテリー、スピードコントローラー、そして車体があります。
過去のラジコンカーはクリスタル交換式という2波で、操作信号を送るスタイルが主流でした。しかし今では2.4GHzを使用する、クリスタル交換が不要なタイプが増えています。送信された電波を受信してスピードコントローラーに伝え、サーボと呼ばれる舵を操作する部分で動きを決定します。子供の遊び以上に最近では大人のラジコンレースが熱く、高価なセットを購入する人も少なくありません。
ラジコンの種類について

ラジコンは大きく分けるとビギナー用、ミドルクラス、ハイエンドクラスの三種類があります。ラジコンレースの初心者なら、まずは価格が安いビギナー用がオススメ。シンプルな構造になっていますので、組み立てで苦労することがないでしょう。
ミドルクラスになると装備面が充実し、部分的に好みで調整できる個所が多くなります。ラジコンレースにも馴染んでくるとハイエンドクラスで、競技専用マシンを使うことが多くなっています。ハイエンドは値段が高くなりますが、高速走行に耐える構造で性能も充実しているのが特徴。いずれ操作に慣れてきたら、ハイエンドマシンがサーキットで活躍しますが、初心者はセッティングでくじけないようまずはシンプルなビギナー用からスタートしましょう。組み立てが不要の完成車も販売されていますので、女性や初心者向けに便利かもしれません。
専門店で購入しよう
ラジコンはネット通販で色々と販売されていますが、これからラジコンレースを目指す初心者なら専門的なアドバイスをしてもらえるショップがオススメです。ラジコンカーは実店舗に行けば、必要なパーツや自分のレベルに合わせて必要なものを全て揃えることができます。
また専門店なら購入後のアフターフォローもありますので、ネット通販よりは若干高くなりますが慣れるまではお店に通ったほうが安心です。お店では同じ仲間との出会いが増えるため、今後ラジコンレースに参加する際にも情報交換がしやすくなります。
サーキットデビューの方法について
ラジコンレースの初心者は、まずサーキットデビューして実際のレースを体感してみましょう。まず持ち物ですがマシンやバッテリー、充電器は欠かせません。さらに万が一の故障のために、メンテナンス用の工具やスペアパーツ、マシンの取扱説明書も持っていくと安心です。サーキットは場所により、作業スペースで飲食できない可能性もありますので、施設の使用条件なども事前に確認しておきましょう。
パーツショップが併設されているサーキットなら、現地で揃えられるものもあります。初心者が覚えておくべきマナーは、ます他の人にきちんと挨拶をすることが大切です。他にもコースでトラブルになった時に必ず声かけをしたり、自分よりも速いスピードの車の進路妨害しないよう進行方向に注意したり、ぶつけられてもお互いさまなので文句を言わないようにしたり。仲間意識を持って、楽しく練習してくださいね。
ラジコンレースに参加しよう

レースはどこでやっているの?そのような疑問を持っている人もいるでしょう。ラジコンレースに関する情報はショップでも発信していますし、RCメーカーのタミヤなどで開催するレースもあります。参加するには事前申し込みが必要になりますので、ホームページやショップで申し込みましょう。
ラジコンレースの初心者に多いのが、当日マシンの故障が判明するケース。前日までにしっかりとメンテナンスを行い、完全な状態に整えておくことが大切です。レースでは運営者の指示を守り、受付をして車検を行います。ラジコンレースは使用するパーツや重量などを、事前にレース条件に合っているかチェックを行います。レースはまず予選を行い、勝ち進んだ人が決勝クラスに参戦できますので、初心者はまず予選を通過することにフォーカスしましょう。
まとめ
ラジコンレースに参戦する初心者の人は、普段から広い敷地のあるところで練習も欠かさず行っておくと安心です。ラジコンは車が好きな人だけでなく、ストレス発散のために趣味として続ける女性も増えています。風を切るスピード感を自分の手元で操作するのは、とても刺激的ですね。