甘やかすのは逆効果です

子供彼氏は落ち着いて見るとただ幼稚で言動に根拠はないことがわかるのですが、中にはその幼稚さが可愛らしさに見えてしまい、必要以上に手を焼いてしまうことがあります。
考えなしの行動が無邪気さの証に見えてしまったり、他にも下品な言葉遣いが型にはまらない発言のように聞こえてしまったりと、子供彼氏の言動を受け入れてしまう女性もいるのです。
そしてそんな男性をしょうがない人だと許してしまい、身勝手な振る舞いを注意せずに甘やかしてしまいます。子供彼氏にとっても、そのような女性はまさにタイプの異性に映ることでしょう。ここで言うタイプの女性とは、魅力的な恋人ではなく、自分を甘やかしてくれるお母さんのような女性としてタイプ、と言ったほうが近いかもしれませんが。
大切なのは決して母親のように相手の振る舞いを仕方がないと受け入れずに、大人としてしっかりと注意することです。恋人のように距離感が近くなってしまうと冷静に判断することが難しい場合もありますが、幼稚な言動を個性だからと受け入れずに、その都度指摘するようにしましょう。
束縛には断固としてNOと言いましょう

プライドは高いけれど内心には寂しさと傷つきやすい心を持っている子供彼氏は、恋人を束縛しようとする傾向が強いので注意が必要です。女性の交友関係に口を出したり、携帯を見て浮気をしていないか確認するなど、自分の目の届く範囲に女性を置こうとするのです。
これは決して愛情からではなく、子供が母親に抱くような、甘えや独占欲に似ています。自立ができていないので、彼女を1人の人間として尊重するコミュニケーションができません。
相手に依存し構ってもらおうとする一方で、自分の感情のみを優先しわがままに振る舞います。そして内心では強い寂しさも抱えているので、女性が自分の元から離れていってしまうのを過度に恐れています。そのため一方的に束縛して、安心しようとしてしまうのです。
このような束縛に対しては、断固としてNOを突きつけるようにしてください。「自分のことを愛しているから束縛するんだ」と勘違いしないようにしましょう。
子供彼氏が持っているのは愛情ではなく単に甘えの感情であり、何より自分自身のことを最も愛しているからこそ女性の行動を自分のために制限しようとしているだけです。もし一度束縛を受け入れてしまうとどんどんエスカレートしてしまい、子供彼氏に振り回されるだけの恋愛になってしまうでしょう。
束縛のベースにあるのは愛情ではなく独占欲や嫉妬ということを理解して、自分勝手な振る舞いは拒絶するようにしてください。
別れてしまうのも大切な選択肢です

恋愛に限らず、人間関係は自立した者同士が付き合って初めて生産的なものになります。大人と子供が付き合っても対等な関係を築くことができずに、甘えや依存といった歪んだ関係になってしまう危険性があるのです。
子供彼氏とは別れるという選択肢が一番お互いのためになる場合もあります。相手の男性が1人の大人として自立するまで、深い恋愛関係になるのは待ったほうがいいかもしれませんね。