株式会社学研ホールディングスの学研教育総合研究所は、全国の高校生1~3年生の各学年・男女100人ずつ(計600組)を対象にアンケート調査を行い、その結果を高校生白書Web版『高校生の日常生活・学習に関する調査』として公開しました。『高校生白書2018』では、「日常生活」から「メディア・情報通信機器」、「将来」や「習い事」「大学受験」についてなどの調査カテゴリでまとめられています。
動画の閲覧に1日1時間33分
「メディア・情報通信機器」カテゴリにおいて、通信機器の利用目的では「動画の閲覧」が93.8%で、1時間33分の利用時間を費やしていることが分かりました。また「動画の投稿」をする高校生は2017年度調査の中学生と比較して38.6%と多い一方で、費やしている時間はかなり減っており、高校生は中学生と比較して、簡単で短い動画を気軽に投稿する割合が高い傾向がみてとれるといいます。

また「将来」についてのカテゴリにおいては、小学生では「パティシエ」や「YouTuber」の人気が高かったところ、高校生となると1位は「公務員」、2位に「プログラマー・プログラムエンジニア」、3位「教師・先生」となっており、将来への現実味が増してきているともいえます。そして、具体的な職業も資格や専門性が必要なものや、安定性がありそうな職業に人気が集中しています。
調査は、2018年9月6〜10日の期間に高校生の各学年・男女を対象にインターネットで行い、有効回収数:600サンプル(各学年・男女100名)となっています。

『高校生白書2018』調査カテゴリ一覧
・日常生活について
・メディア・情報通信機器について
・将来について
・学習について
・習い事について
・大学受験について
・学習参考書・問題集について
・その他
参考
小学生白書Web版(2018年9月調査)
「小学生の日常生活・学習・自由研究等に関する調査」
学研教育総合研究所:
高校生白書Web版「高校生の日常生活・学習に関する調査」