安心感がある
耳を触ると安心するという人もいます。人は、リラックスしたい時に自分にとってベストな仕草をするもの。これが耳を触るという仕草の場合もあるでしょう。自分には理解できない仕草でも、人によっては、これはとても落ち着く…と思う場合があるのです。
安心したいと思う時、人は不安を感じているケースが多いでしょう。耳を触ることにより、不安を軽減したい思いがあるのです。不安なままでは耐えられない…と思う時に、なんとかして安心したい気持ちになるもの。不安なままでは、いつもの自分らしくいられないと考えるのでしょう。こういう時に、耳を触る心理が働くケースもあるのです。穏やかな表情に不安な気持ちがあると理解をしてあげるようにしたいですね。
照れを隠している
照れると耳が赤くなる時がありますよね。耳を触る心理は自分が照れて耳が赤いように感じて、できるだけ自分の思いを隠したいと考えているのです。もしも耳が赤いのがバレると、照れていると思われてしまう。このため、耳を触って温度を確かめたいような気持ちになるのでしょう。
温度を確かめて、もしも少し熱いとしたら照れている自分を感じて、冷静になりたい気持ちになるのです。でも冷静にならなければ…と思うと、更に気持ちが高ぶる時がありますよね。そういう自分にならないように、コントロールしようと努力をするのでしょう。でも、触ってみてあまり熱くないと分かると、安心感を持つもの。照れを隠したいのは、相手に対して好意があるから。好意についても相手に気づかれたくない、知られたくないという思いが強いのでしょう。
他に関心がある
目の前のことよりも、他に関心があるような時に耳を触る心理になる時もあります。一緒にいる相手に対して、あまり興味が持てない場合もあるでしょう。相手に対して好意を持っていて、話に集中をしている時には耳を触る余裕はないもの。でも他に関心を持っている時には、耳を触ってしまうのです。
相手が話に夢中になっている姿を見て少し迷惑だなと思うと、耳を触って遮りたい気持ちになるケースもあるでしょう。相手が熱く語る姿に対して、できるだけ関心を持つようにして聞きたい思いはあるのですが、どうしても退屈で耐えられないのです。他のことに関心があり、他の人に興味を持っている。こういう時に耳を触る場合もあると、知っておくようにしたいですね。
甘えたい気持ちがある

甘えたい思いがある時に、耳を触る心理になる時もあります。今まで甘えさせてくれる人がいて、満たされた日々を過ごしてきた人も。こういう人は、耳を触るのが習慣になっているケースもあるでしょう。
甘えたいなぁと思う時に耳を触るのですが、触ることにより心地よさを感じている人もいるのです。甘えたい相手を目の前にすると、耳を触るような人もいるでしょう。でも興味がない時にも耳を触ると考えると、どう思われているの?とわからなくなりますよね。ここで相手の気持ちを知るためには、相手の視線に注目してみましょう。相手に対して興味がなくて耳を触る時には、視線はこちらを見ていないか、クールな雰囲気のはず。でも相手に対して興味を持ちながら耳を触る時には、相手の目をじっと見たり笑顔だったりするでしょう。
苦手な話題だと感じている

例えばどうしても聞かなければいけないけれど、できれば早く終わらせてほしい話がありますよね。これについて、聞いてはいるけれどそろそろ限界…と思うような時には、耳を塞ぎたい気持ちになるのです。でも目の前で人が話しているのに、耳を塞ぐわけにはいきませんよね。このため、耳を触って自分の心の中で遮断をしたい思いがあるのです。
これをすれば、少しでも話題から離れることができると思うので、苦手な話題に対しては耳を触る心理が働く人もいるでしょう。無意識に耳を触る人がいたら、苦手な話題なんだと理解をしてあげると良いですね。でも自分も一緒にその話を聞かなければいけない時も。こういう時に他の話をすると、メインで話している人に失礼になってしまう場合があります。このため、苦手な話題だと感じて耳を触っている人を見たら「話が長いね」のように、そっと耳元で言うようにしてみると、相手は安心感を持つでしょう。同じ気持ちの人が近くにいてくれると思うだけで、ホッとするものなのです。
まとめ
耳を触る時の心理には、自分の中で落ち着きたい思いや遮りたいことがあるなど。様々なものがあるのです。もしも自分自身が耳を触っている時には、心が出しているサイン。できるだけ今の状況から少しでも改善できるように、行動に移してみましょう。身近に耳を触っている人がいたら、その心理について表情や態度を見て理解をするようにしてみましょう。