ファンレターはとても素敵な思い出
アイドルグループの推しメンにファンレターを書いたことがある人はいるかもしれませんが、昔とは違いファイスブックやツイッターなどでメッセージを送る方法が主流になっていますよね。ファンレターは必ずしもアイドルが対象ではなく、高齢者が好きな小説家にファンレターを書いたり、憧れの芸能人夫婦に手紙を書いたり、色々な意味や目的があります。
ファンレターが近年注目されているのは、便利なアプリやメッセージ機能では伝わらない気持ちが手紙に込められるため。最近は紙とペンを使う機会すら減っているので、ファンレターを書くことに高いハードルを感じるかもしれません。
仲のよい友人や家族に手紙を書くことがあまりない時代。だからこそ手紙を書くよい機会を与えてくれるのが「ファンレター」なのです。心のゆとりを持ち、好きな人のことを考える時間は、返事があってもなくてもきっと価値のある素敵な空間を体験できることでしょう。
ファンレターの宛先はどこ?

人気有名人なら、ファンレターは毎日何百通も郵送されてくるかもしれませんが、そもそもファンレターの宛先はどのようにして入手するのでしょうか。
たった1通の手紙だとしても、他人に送る場合にはマナーを守ることが必要です。個人的な情報をリサーチして自宅に送りつけるといった行為は避けたいため、まずは応援する有名人の公式ホームページを確認してみてください。郵送物の宛先の記載があれば、その住所宛てにするのが一番確実。ネットで検索したファン同士の情報だと正確でない可能性もありますので、充分にご注意ください。
もしファンレター宛先の住所を掲載していない人の場合は、送ってくる人が多すぎる、もしくは逆にファンレターを書く人が少ないために掲載していない可能性もあるでしょう。どうしても送りたい場合は公式ホームページから、問い合わせメールなどでコンタクトをとることもオススメです。宛名は芸名で「○○様」と書き、ニックネームや愛称などは避けたほうが間違いなく届くはずです。
ファンレターに書くことは何?
ファンレターは片想いの人にラブレターを書くような熱烈な内容や、影響を受けたことなど、自分の思いをストレートに伝えるものです。初めてファンレターを書く時は何を書けばいいのかわからないはずですが、どのようなきっかけでその人のファンになったか、俳優さんなら好きな映画作品の感想、歌手なら好きな曲から受けた刺激などを書いてみましょう。
ファンレターはハガキやカード、封書、どのタイプでも受け付けてくれます。あくまでも今後の活動をサポートする前向きな内容であることが必要なので、マナーに欠けるような誹謗中傷はもらった人だけでなく、書く側も気分が悪くなるので控えましょう。
印象に残るファンレターの書き方
ファンレターの返事を期待する場合、意識したいのは読んだ人の印象に残るかどうか。「これからはもっとテレビドラマに出てほしい」「結婚しないで!」など、要求が多い内容は違った意味で印象に残りますが、決してポジティブではありません。
ポイントはもらって嬉しいファンレターにすることで、応援している気持ちが上手く伝わる文章にしてみましょう。またはその人のおかげで自分の人生がこうなった、恋人と出会うきっかけになったなど、自分だけのストーリーを伝えることでも楽しくファンレターを読んでもらえるはず。
派手な便せん、カードでなくても、きちんと心が伝わる内容であれば、もらった人の興味を引くことは可能になります。また嬉しい手紙はパソコンではなく手書きであることも必要なので、字が綺麗でなくても一生懸命書いたことがわかる手紙がオススメです。
返事はもらえるのか?

ファンレターの返事は、必ずもらえるとは限りません。トレンドの芸能人や世界的に有名な人だと、ファンレターを全て読むのは不可能です。その場合はスタッフさんが代わりに目を通してくれるはずなので、返事をもらえることを期待して、必ず差出人の名前と住所は明記しておきましょう。
本人が手紙を書いてくれることは少ないかもしれませんが、印刷されたお礼状が返送されてくることもあります。だらだらと長い手紙にならないよう、実際に会った時に何を伝えたいか考えながら言葉を選んでみてくださいね。
まとめ
ファンレターの返事をくれる人はとてもファン思いで、ますます応援したくなりますよね。手紙を書く機会を作るためにも、好きな人にはどんどんファンレターを書いて返事を期待してみませんか。