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<転職希望者のホンネ調査> 肯定派はたったの1割・・・ サマータイムが導入されたらご自身の働き方はどのように変わると思いますか? ~総合転職エージェントのワークポート調べ~

総合転職エージェントの株式会社ワークポート(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:田村高広)は、2018年6月~8月の間に来社した全国の転職希望者(20~50代の男女)を対象に、【サマータイムの導入】に関するアンケート調査を行いました。

■54.1%がサマータイム導入によって生活が「悪い方向に変わる」と予想
 2020年の東京五輪に向けて、サマータイム(夏時間)の導入案が浮上し話題になりました。日本ではあまり馴染みのないサマータイムですが、導入によって働き方がどのように変化すると考えられているのか転職希望者に調査を行いました。『サマータイムが導入されたらご自身の働き方はどのように変わると思いますか?』という調査の結果、「悪い方向に変わると思う」と回答した人が54.1%、「変わらない」と回答した人が33.3%、「良い方向に変わる」と回答した人が12.6%となりました。


■今の日本には不向き?減らない残業
 「悪い方向に変わると思う」と答えた人の理由では、職種を問わず残業時間の増加を懸念している声が目立ちました。現在の職場では出勤時間のみが早まり、退勤時間はきっと変わらないだろうと考えている人が多くいるようです。また、「変わらない」と答えた人の中では、残業時間について「2時間早まろうと残業することに変わりはない」と根本的に諦めているかのような声や、仕事相手や私生活との兼ね合いを懸念する声が見受けられました。
・30代、男性、その他エンジニア、悪い方向に変わる
【社内の雰囲気として、まだ明るいから帰りづらいという雰囲気になりそうだから】
・30代、男性、コンサルタント、悪い方向に変わる
  【定時になってもまだ明るく、残業が増えると考えられる】
・30代、女性、メーカー事務職、変わらない
  【残業している人がいれば変わらないと思います】
・20代、男性、メーカーエンジニア、変わらない
  【残業時間が延びるだけだと思う】


■サマータイムをきっかけに考えてほしい働き方
 今回、サマータイムの導入について肯定的な印象を持っている人が少ないことがわかりました。退社時間を繰り上げてその後の時間を自由に使うためのサマータイムが、ただ残業時間の増加に繋がってしまうという働き方は制度導入の是非に関係なく見直すべき問題です。ぜひ、今回のアンケートをきっかけに一度ご自身の働き方を見直してみてはいかがでしょうか。現状のどの部分に問題があるのかを洗い出して、解決の方法を考えてみる時間を持つことも大切です。もしかしたら自分の考え方、業務の進め方で改善する方法が見つかるかもしれません。もし、自分の力では改善することができない組織レベルの問題であるならば、その際は転職コンシェルジュに相談して自分が無理なく力を発揮できる環境を新たに見つけることを考えてみてもいいのかもしれません。


■調査概要
・調査内容:サマータイムの導入について
・調査対象者:2018年6月~8月の間にワークポートにて来社面談をした人
・有効回答:261人
・調査期間:2018年8月30日~9月6日
・調査方法:アンケート調査

■本件に関するお問い合わせ
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