転職・仕事の調査データ
【転職希望者編】
Q.137
スキルアップのための1ヵ月の自己投資額はどれくらいですか？
A.「2000円～5000円」が最多！企業による支援がスキル底上げのカギ
仕事のスキルアップを図っている人を対象に、1ヵ月の自己投資額を調査した結果、「2000円～5000円」が最多の29.5%、次いで「5000円～1万円」が19.2%と、半数近くが毎月2000円～1万円をスキルアップの資金に充てていることがわかりました。一方で、11.6%の人が「0円」と回答しています。
また、1ヵ月でスキルアップのためにかける時間を調査したところ、最も多かったのは「5時間～10時間」で22.3%、次いで「30時間以上」が14.7%、「15時間～20時間未満」が14.3%と続き、最も少なかったのは「1時間未満」で4.9%でした。
スキルアップを図る理由としては「より良い技術を身につけたいから」（20代・女性・クリエイター）、「自分のできることを増やし、会社に貢献するため」（20代・男性・機械系エンジニア）など、仕事の質の向上を目的とする意見が多く寄せられました。
一方、スキルアップのための行動をとっていない人への理由調査では「何をしたらいいのかわからない」（30代・女性・事務）、「現職が多忙で時間がとれない」（40代・男性・システムエンジニア）など、意欲はあっても機会が不足していることがうかがえる意見が多く挙がりました。
スキルアップについては個人の裁量に任されているケースがほとんどですが、近年では資格取得の費用負担やスキル習得に対する手当・報奨金の支給など、企業による取り組みも増えつつあります。今後さらに、企業がスキルアップの機会創出や支援を積極的に行うことで、全体的なスキルの底上げにつながっていくのではないでしょうか。
調査内容：スキルアップについて
調査対象：ワークポートを利用した全国の転職希望者（20代～40代）
有効回答：224人
調査期間：2018年11月8日～11月15日
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